SSブログ

チャンスが目の前を通り過ぎる瞬間 [自然]

チャンスが目の前を通り過ぎる瞬間

それは「誕生日プレゼントなにが欲しい?」と聞かれた瞬間

カワセミが手の届くところで水浴びをしている瞬間

宝くじの当選発表の1日前

そんなときは大抵欲しいものが瞬時に思いつかなかったり

カメラがバックの奥にしまってあったり

200円しか当たってなかったりするんだけど

僕が思う人生を変えるチャンスは常にチョット面倒くさそうだったり

今のスキルじゃ心配なときだったり、スケジュールに空きがなかったり

仕事に追われて時間がなかったり、お金が足りなくて不安だったり

「そんな事やって何の為になるの?」と疑問に思ったり。

そういう時こそチャンスなんだけどチャンスだとわかっていて保留したりする

もしくはチャンスだったとも思わなかったり、そうしていつもの人生をトレースしている。

いつもの人生をトレースすることは悪くない。

でもそのチャンスを背伸びして、あるいは思い切って賭けに出た後は

少し自分が違う道を歩み始めたなという実感が湧く。


僕の子育ては始まったばかりで、まだ語るには経験不足だと書けば

都合の良い言い訳を枕にして責任感のない文を書くだろう。

僕の子育てで一番大事にしていて、且つ厳しく教える事が一つ

「今チャンスが目の前を通り過ぎたよ」という事である。

それは子供が少し面倒くさそうな顔をした時

未熟だからという理由でトライしなかった時

道のりが長そうだからと足踏みをした時

恐怖に打ち勝てず挑戦を保留した時

そんな時に必ず「やるやらないは自分で選べばいいけど物理的に不可能じゃないなら

失敗してもやった方がいいんじゃない、次のチャンスが訪れた時には経験者として挑戦できるんだから」

という半ば強制的な誘導尋問をしている。

結果、今のところやった時とやらなかった時は半分半分で強制的な誘導尋問も

イエス・ノーの答えを出す一般的な確率と相違ない。

兎に角子供の頃はチャンスが毎日のようにやってくる

そういうのを見ていて微笑ましくなる、自分の幼少期を思い出す。

ただ子供は18歳にもなれば自分の道を勝手に歩きだすし

毎日一緒にいたり一緒に寝たりなんてのもたった18年。

全ての時間と全ての財産をその18年に放り込んで抜け殻になってから

老後ってヤツを歩み始めるだろう。

そんな時はその18年に詰め込んだ喜怒哀楽を肴に生が閉じる瞬間まで噛みしめたい。

そんなロケットの切り離される最初の方の推進機という役割に満足できそうな自分が

本当に大人になったんだなと感じる。

かつてはロケットの一番先に乗せてもらって宇宙を目指すチャンスを貰えたことに感謝する。

それは両親を含むすべての愛すべき大人たちに。




IMG_0886.JPG

※煙突掃除絶賛受付中です
御殿場・箱根・小山町・十里木・山中湖・静岡県・神奈川県・東京
薪ストーブ・暖炉のことなら
お任せ下さい!
ハース+ハース
静岡県御殿場市神場646-259
電話0550-89-2789
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。